空調節電

エコパット暖房実証試験『51.4%』節電達成

試験内容:空調機吹出し温度・室内温度(床上80cm)・電気使用量の比較

新潟県新潟市西区:1DK(2部屋)
暖房時のエコパット実証試験(1部屋:エコパットなし、1部屋:エコパット有り)
実証試験環境:外気温平均7℃前後、リモコン設定(暖房自動設定)

20161107

①空調機吹出し温度の確認(24℃設定時)
エコパット設置あり(赤線)は、エコパット設置なし(青線)より平均温度が3~4℃高い結果でした。

20161106-1

室内温度比較(床上80cm)
※エコパットなし青線:26℃設定、エコパットあり赤線:22℃設定で実施

20161106-3エコパットなし平均室内温度:20.65℃
エコパットあり平均室内温度:20.21℃
温度差:0.44℃

③電気使用量比較
※エコパットなし青線:26℃設定、エコパットあり赤線:22℃設定で実施

20161106-2

エコパットなし:823.12 W
エコパットあり:423.28 W
削減率:51.4%

エコパットの実証試験の結果

この実証試験でエコパットなし(26℃設定)は、リモコン設定温度に室温が達成することはありませんでした。
その理由は、空調機の室内温度を感知するセンサーが室内機の吸気口(上部)にあるためです。

この原因は暖房の暖かい空気が上昇し、天井側と床側で温度が異なるからです。天井側にある温度センサーは、天井側の温度が設定温度に到達すれば空調機の可動を止めてしまいます。よって、空気が循環していない環境下では、暖房時にリモコン温度を上げても床上80cmのところでは室内温度がリモコン設定温度に達成しない、そして電気使用量が増えてしまうという結果でした。

エコパットを取付けた方の空調機は、吹出し温度の効率が良くなるため、リモコン設定温度を22℃まで下げて行いましたが、26℃設定(エコパットなし)の部屋と0.44℃の室温差しかなく、51.4%も電気使用量が削減できました。

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