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⑭エビ養殖【養殖83日目】養殖失敗

残念な結果のお知らせです。
養殖エビを全滅(全死)させてしまいました。
この結果は完璧に飼育判断ミスです。

飼育判断ミス

バナメイエビは大きくなるにつれて気候、気温、水質、溶存酸素量の低下で死んでしまいます。特に開放型陸上養殖は天気の影響を受けやすいため状況に合わせた素早い判断が必須です。それなのに今回は水質の状態が変化したにも関わらず対応が遅くなってしまい養殖エビを全滅させてしまいました。非常に残念な結果で言葉もありません。

エビ全滅までの経緯

3月4日の夕方(17:30):pHの数値が上昇
溶存酸素量:9ppm
アンモニア値:0.3
ppm
pH値:8.75  ※中性(pH6~8)が良い環境
水質がアルカリ(8以上)は、エビが暮らせる環境ではありません。

3月5日朝(7:00):溶存酸素量の低下、エビが次々と死んでいく。
溶存酸素量:1ppm ※3ppmを切るとエビが暮らせる環境ではありません。
アンモニア値: 0.35ppm
pH値:8.5

3月6日水揚げ

養殖失敗の要因

今回はテスト実施の期間中に3回ほど水揚げするタイミングがありました。その中で大きな失敗の要因は2月24日に豪雨があり水質変化をもたらし大量にエビが浮いた時です。その時にエビを水揚げするべきだったと反省しています。

・1月初旬~中旬の気温低下時 ※天候不慮による水質変化
・2月24日の豪雨による水質変化時 ※天候不慮による水質変化
・3月3日大きくアルカリに傾いた時 ※この原因は2月24日以降でエビが死んでしまい、腐敗による土壌の悪化とそれを気づかずに多く餌を与え続けたことです。そのためpHのアルカリ化や藻が繁殖してしまい溶存酸素量の低下に繋がってしまいました。

生産管理責任者のNOKさんからは3回とも水揚げしようと忠告を頂きましたが、大きな養殖改善結果を求めていた為に続行してしまいました。次はこの反省も踏まて良い結果を作りたいと思います!

次回の改善点

今回の実施で分かったことは、土壌改良材や添加飼料、そしてファインバブルの効果がありました。しかし、天候による水質変化の予想判断に誤りがあり大失敗しました。次回はこの経験を活かして改善して行いたいと思います。

改善1 バブル装置の設置場所の変更(水流を最大限活かせる位置へ変更)
改善2 簡易濾過設備の設置(バクテリアの増殖効果を狙います)
改善3 養殖期間中に池底の土壌検査(土壌状態を見て餌を与える量を決定する)

養殖池の洗浄

餌の撒きすぎで土壌を悪化させてしまいました。
そのために行う池底の洗浄です。しばらく天日干した後にまた再開します!

 

 

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